Interview 03
「あなただから任せる」
そう言ってもらえる
関係をめざして。
不動産のポテンシャルを、
自分の目で見極める。
この仕事に興味を持ったきっかけは、地元の再開発。駅前の商店街が再開発によって活気を取り戻していく様子を目の当たりにして、自分もこんな仕事をしてみたいと感じました。新卒ではマンション開発を行うゼネコンに入社し、用地取得や工事受注の営業をしていたのですが、住宅以外の物件も手掛けたいと思い、日本郵政不動産に転職しました。現在、担当しているのは、不動産物件の取得です。安定収益を見込める稼働中物件や、開発用の土地・建物を見つけ出し、購入するのが主な仕事。扱うものはマンションやオフィスビル、高齢者施設、物流施設など幅広く、まさに転職時の夢が叶っています。この仕事をする上で心がけているのは、候補となる物件や土地が当社の手によって価値の高いものになり得るのか、そのポテンシャルを自分の目で見極めること。地方であっても自ら足を運び、ファミリーが多いエリアなのか、一人暮らしが多いエリアなのか、駅周辺は賑わっているのかなどを見定める。たとえば“駅徒歩○分”と書かれていても、その道のりに商店街があるのか、何もない住宅街なのかによっても、距離の感じ方は変わってきます。資料上の情報を鵜呑みにするのではなく、現場に足を運ぶことが何よりも大切なのです。
協力会社様と連携して、
情報戦を制する。
不動産取得の仕事は、いかに早く情報をキャッチできるかが命です。数十億円もするような物件でも、ポテンシャルが高ければあっという間に他社に買われてしまいます。だからこそ良い物件があった際にはいち早く情報をもらえるように、不動産を仲介していただく協力会社様と良好な関係性を築いていくことが重要です。そのために私は、ただ情報をもらうだけではなく、有益な情報をこちらからも提供することを徹底しています。最近のマーケットの状況はどうなのかを勉強したり、他の社員が仕入れてきたトピックスを教えてもらったり。そうやって集めた、当社ならではの情報を提供して、役立ててもらう。パートナーとしてWin-Winの関係を築くことで「実はさっき新しい物件が入ってきて、ぜひ豊田さんに紹介したい」と新しい情報を優先的にもらえるようになります。さらに、その物件を買うか買わないかの判断も迅速に行い、買わなかった場合は理由をしっかりと伝える。そうすることで、「まずは豊田さんに相談しよう」と思ってもらえるようになるのです。今後は、もっといろいろな物件を扱うことで知識と人脈を広げ、“日本郵政不動産に豊田あり”と言われるような存在になりたい。そして、ポテンシャルの高い不動産を仕入れて、日本郵政不動産の成長に貢献していきたいですね。